Studio GG

ここは同人ボードゲーム製作サークル『Studio GG』のウェブサイトです。
オリジナルボードゲームの紹介を行っています。

開拓王 The King of Frontier
きょうあくなまもの

11月4日に開催されるゲームマーケット2013秋にて、当サークル『Studio GG』は、タイル配置&資源生産ゲーム『開拓王 The King of Frontier』を頒布する予定です。

koukoku

この記事は第3回の紹介として、『開拓王 The King of Frontier』で主要なコンポーネントであるタイルについて説明していきます。
以下の第1回の紹介記事では、このゲームの概要と、その主要なメカニクスである『タイル配置』と『ヴァリアブル・フェイズ』について、第2回の紹介記事では、『手番のアクション』について紹介しました。あわせて読んでいただければ幸いです。





タイル配置&資源生産ゲーム『開拓王 The King of Frontier』の紹介 第3回

board

『開拓王 The King of Frontier』では『開拓タイル』と『建物タイル』という2種類のタイルを個人ボード上に配置して自分の領土を作っていきます。
『開拓タイル』『建物タイル』それぞれについて以下で紹介していきます。

開拓タイル

開拓タイルは、『開拓』アクションにて山札から獲得するタイルです。全部で88枚のタイルがあります。
開拓タイルには『都市』、『森』、『岩場』、『麦畑』、『草原』の5種類のエリアが描かれています。これらのエリアは必ずつながるように配置しなければなりません。
また、『森』『岩場』『麦畑』のエリアを完成させると『生産』アクションにより資源を生産することが出来るようになり、『都市』のエリアを完成させると『消費』アクションにより『麦』を勝利点に変えることが出来るようになります。

開拓タイル

また、開拓タイルの中には『レアタイル』と呼ばれる1枚ずつしか入っていない特殊な8種類のタイルがあります。これらのタイルは、ゲームに多様性と楽しさをもたらしてくれます。

レアタイル


建物タイル

建物タイルは、『建築』アクションによって獲得するタイルです。16種類の建物タイルが各1枚ずつ存在します。
これらは全てオープンな状態で置いてあり、『建築』アクションをしたプレイヤーから時計回りに早いもの順で獲得していきます。
建物タイルの左上には建築に必要なコストが記されています。右上の数字は建物の勝利点で、ゲーム終了時に建物が立っているエリアが完成している場合、その勝利点が得られます。また、建物の下にテキストで建物が持つ効果が記されています。

建築タイル

今回は建物タイルの中からいくつか紹介させていただきたいと思います。

倉庫
倉庫
『倉庫』は木2つで建てられる建物です。
草原に立っている建物なので、配置するだけで右上の勝利点(1VP)を得ることが出来ます。
それに加え、『倉庫』は特殊効果として、『資源を4つまで保管できる』という効果があります。
通常、資源は生産したエリアから動かすことが出来ないので、大量の資源を生産するにはたくさんの生産エリアが必要になります。しかし、『倉庫』に資源をためることで、十分なエリアを完成させずともコストの高い建物を建てたりすることが出来ます。


城門
城門
『城門』は石3つで建てられる建物です。
都市に立っている建物なので、ゲーム終了時にこの都市が完成していれば右上の勝利点(2VP)を得ることが出来ます。
『城門』は上で紹介した『倉庫』とは違い、特殊効果を持ちませんが、都市を完成させるとき重宝する建物です。


大きな市場
大きな市場
『大きな市場』は木4つで建てられる建物です。
都市に立っている建物なので、ゲーム終了時にこの都市が完成していれば右上の勝利点(3VP)を得ることが出来ます。
『大きな市場』は特殊効果として、『この都市で消費時、獲得VPを2倍にする』という効果があります。
『大きな市場』は3面が開いている都市であるため、完成させるのは困難ですが、完成させ、生産・消費サイクルを回すことができれば、非常に大きな勝利点を生み出してくれます。


お城
お城
『お城』は石6つで建てられる建物です。
都市に立っている建物なので、ゲーム終了時にこの都市が完成していれば右上の勝利点を得ることが出来ます。ただし、『お城』の右上の勝利点は『?』となっています。これは下の特殊効果の欄に示されているのが、ゲーム終了時に得られる勝利点であるということを表しています。『総タイル数×1VP』なので、15~20VPぐらい得ることが出来るため非常に強力です。
ただし、石6つを生産することは困難であり、さらに4面が開いた都市タイルであるため、都市を完成させるのも困難です。都市を完成させることが出来なければ0VPとなってしまいますので、非常にリスキーな建物です。




今回は『開拓王 The King of Frontier』で使用するタイルについて説明させていただきました。

『開拓王 The King of Frontier』は11月4日に開催されるゲームマーケット2013秋にて頒布予定です。

卓番号は235です。
当日はイベントスペースにて試遊卓を設けるつもりですので、お気軽にお越しください。

マップ


これまで、3回に分けて『開拓王 The King of Frontier』の紹介を行ってきましたが、次回が最後となります。

次回は『開拓王 The King of Frontier』に含まれる他のコンポーネントの紹介および、ルールブック等の公開を予定しております。

それではまた次の機会に!

by Shun

11月4日に開催されるゲームマーケット2013秋にて、当サークル『Studio GG』は、タイル配置&資源生産ゲーム『開拓王 The King of Frontier』を頒布する予定です。

koukoku

この記事は第2回の紹介として『開拓王 The King of Frontier』の肝である『手番のアクション』について説明してきます。
以下の第1回の紹介記事では、このゲームの概要と、その主要なメカニクスである『タイル配置』と『ヴァリアブル・フェイズ』について紹介しました。あわせて読んでいただければ幸いです。




タイル配置&資源生産ゲーム『開拓王 The King of Frontier』の紹介 第2回

board


前回説明したとおり、『開拓王 The King of Frontier』では各プレイヤーが手番に、『開拓』 『生産』 『建築』 『消費』の4つのアクションの中から1つを選択して実行することでゲームが進行していきます。
今回は手番に行うことのできるアクションについて詳しく紹介していきます。

1)開拓

タイトル名からもわかる通り、『開拓王 The King of Frontier』において最も基本となるアクションがこの『開拓』です。
『開拓』では手番プレイヤーは2枚、他のプレイヤーは1枚、山札から『開拓タイル』を引き、自分のボード上に配置することが出来ます。
配置したくない場合は裏向きに捨てても構いません。

開拓


開拓タイルには都市、森、岩場、麦畑、草原の5種類のエリアがあります。
タイルはボード上の好きな位置に置くことが出来ますが、必ずエリアがつながるように置かなければなりません。
『開拓』によってエリアが完成すると次の『生産』を行うことが出来るようになります。 


2)生産

『生産』では手番プレイヤーは完成したエリア(森、岩場、麦畑)を2つ、他のプレイヤーは1つ選び、そのエリア内の空いている生産マス全てに対応する資源コマ(木、石、麦)を置きます。
これらの資源は『建築』や『消費』のアクションで必要となります。
 
生産

森では木、岩場では石、麦畑では麦を生産することが出来ます。


3)建築

木や石を生産することで、『建築』を行うことが出来るようになります。
『建築』では、各プレイヤーは手番プレーヤーから順に時計回りに『建物タイル』を1枚選び、ボード上に配置することが出来ます。
配置した場合、その建築コストである資源を支払わなくてはなりません。
手番プレイヤーは建築コストを1つ(木または石)少なく建てることができます。

建築タイル

建物には様々な効果を持ったものや、高い勝利点を持ったものがあります。
ただし、草原以外のエリアの建物は建物の立っているエリアを完成させない限り、勝利点を得ることはできません。『開拓』アクションでエリアを完成させましょう。


4)消費

都市を完成させることで、生産した麦を『消費』することが出来るようになります。
『消費』では各プレイヤーは完成した都市を1つ選び、その消費マスの数だけ麦を1VPに変えます(このVPは勝利点チップとしてストックから獲得します) 。
手番プレイヤーがVPを獲得する場合、追加で1VP獲得することができます。

消費



今回は『開拓王 The King of Frontier』の手番で行うことが出来る4つのアクションについて紹介させていただきました。
これら4つのアクションを駆使して、最終的に以下の勝利点を合計して勝敗を決します。
  • 完成したエリアの広さ
  • 『建物』の勝利点
  • 『消費』により得た『勝利点チップ』 
ボードを全て埋めるために『開拓』をたくさん行ったり、『建物』による勝利点を得るため『建築』を行ったり、『勝利点チップ』を集めるため『生産』『消費』を回したり、どのアクションをどの順番で行い、どんな戦略で戦うかはあなた次第です。


『開拓王 The King of Frontier』は11月4日に開催されるゲームマーケット2013秋、Studio GGのブース(卓番号:235)にて頒布予定です。
当日はイベントスペースにて試遊卓を設ける予定ですのでお気軽にお越しください。

マップ

次回は、『開拓王 The King of Frontier』の最も重要なコンポーネントであるタイル(『開拓タイル』と『建物タイル』)について紹介したいと思います。

それではまた、次の機会に!

by Shun

 

11月4日に開催されるゲームマーケット2013秋にて、当サークル『Studio GG』は、タイル配置&資源生産ゲーム『開拓王 The King of Frontier』を頒布する予定です。

koukoku

今回はこの『開拓王 The King of Frontier』について紹介します。
 

ゲームの概要

『開拓王 The King of Frontier』は2~4人向け、プレイ時間30分程度の、タイル配置&資源生産ゲームです。プレイヤーは個人ボードの上にタイルを配置し、自分の領土を作っていきます。最も繁栄した領土を築いたプレイヤーが勝者となります。

board
※画像は開発中のものです。


プレイヤーは手番で「開拓」「生産」「建築」「消費」の4つのアクションの中から一つを選び、実行します。
  • 『開拓』では『開拓タイル』を引き、ボードに配置します。
  • 『生産』では完成したエリアで資源(木、石、麦)を生産することが出来ます。
  • 『建築』では資源(木、石)を使用して『建物』を建てることが出来ます。
  • 『消費』では資源(麦)を都市で消費して『勝利点チップ』に変えることが出来ます。
これらのアクションを駆使し、領土を発展させていき、最終的に以下により勝敗が決定します。
  • 完成したエリアの広さ
  • 『建物』の勝利点
  • 『消費』により得た『勝利点チップ』 
これらの勝利点を換算し、最も多い勝利点を得たプレイヤーが勝者となります。


ゲームの特徴

『開拓王 The King of Frontier』は他のゲームに例えて言うと、『カルカソンヌ』と『プエルトリコ』を組み合わせたようなゲームです。

Carcassonne-Puertorico

『カルカソンヌ』のように絵が接続するようタイルを配置し、
『プエルトリコ』のように手番に選択したアクション全員で行います(ヴァリアブル・フェイズ)。

この『タイル配置』と『ヴァリアブル・フェイズ』が『開拓王 The King of Frontier』の大きな特徴です。

1)タイル配置

『カルカソンヌ』に代表されるメカニクスです。他にも『モンド』や『グレンモア』などがこのメカニクスを取り入れています。

Carcassonne-Mondo-GlenMore

ここでタイル配置ゲームとは隣接するタイルと絵が連続するなど、タイルの配置に制限があるゲームのことを指しています。

『開拓王 The King of Frontier』では『カルカソンヌ』とは違い、個人ボードの上にタイルを配置していきます(『モンド』や『グレンモア』のように)。

最終的な配置が決まっていないため、完成図を想像しながら引いたタイルを配置していく必要があります。生産、消費などのアクションもゲームの醍醐味ですが、タイル配置により徐々に空きマスが埋まっていくので、それだけでもパズル的な楽しさがあります。
また、後述するヴァリアブル・フェイズとの関係により、早い段階で資源を生産できるエリアを作った方がいいのか、それとも大量の資源を生産できるエリアを目指して作るべきなのかなどのジレンマを感じることになります。


2)ヴァリアブル・フェイズ

ヴァリアブル・フェイズシステムは『プエルトリコ』に代表され、『サンファン』『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』などで用いられているメカニクスです。

Puertorico-SanJuan-RaceForTheGalaxy

ヴァリアブル・フェイズシステムでは手番プレイヤーが選んだアクションを全てのプレイヤーが実行するという特徴があります。

『開拓王 The King of Frontier』でも手番プレイヤーが選んだアクションを全てのプレイヤーで実行します。このため、手番プレイヤーは自分が行いたいアクションで他のプレイヤーが得をしてしまうという状況の場合、大きなジレンマを抱えることとなります。逆にいえば、他のプレイヤーが選ぶだろうアクションを考慮して自分の手番のアクションを選ぶことで他のプレイヤーの選択したアクションを有効利用することが出来ます。手番順というボードゲームでは問題となりやすい要素を有効利用した画期的なシステムです。また、すべてのプレイヤーが同時にアクションを行うため、待ち時間が少なくなり、プレイ時間に比して充実感が高いのも特徴です。


まとめ

今回は『開拓王 The King of Frontier』について、その大きな特徴である『タイル配置』と『ヴァリアブル・フェイズシステム』について説明しました。

『開拓王 The King of Frontier』は、11月4日に開催されるゲームマーケット2013秋にて頒布予定ですが、それまでに何度か紹介記事を公開していく予定です。

それではまた次の機会に!

by Shun


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