Studio GG

ここは同人ボードゲーム製作サークル『Studio GG』のウェブサイトです。
オリジナルボードゲームの紹介を行っています。

開拓王 The King of Frontier
きょうあくなまもの

こんにちは。Studio GGです。

旧作等のゲーム情報などを確認するのにブログでは不便なので、ウェブサイトを新設しました!

http://www.studiogg.jp/

今後は新作やイベント参加情報は主にブログで告知、
旧作などのゲーム紹介記事や説明書等のファイルのダウンロードを
上記ウェブサイトにまとめていく予定です。

今後ともよろしくお願いいたします!

当サークルStudio GGは4/1に開催されるゲームマーケット2018大阪に出展します!


gamemarket2018osaka

ゲームマーケット2017秋の新作「リトルタウンビルダーズ」と過去作である「開拓王」と拡張、「きょうあくなまもの」を持っていく予定です。
いずれもゲームマーケット特別価格での販売となりますので、ぜひこの機会にお買い求めください!

ただし、「リトルタウンビルダーズ」は再版が間に合わず在庫が少ないため、当日分のみ、約30個程度の限定販売となります。
ご了承ください。

過去作である、「開拓王」と「きょうあくなまもの」は当日分は少数のみ持ち込む予定ですので、欲しい方は以下の予約フォームより、予約いただきますようご協力よろしくお願いいたします。


以下、当日販売するゲームの紹介です。

eyecatch

「リトルタウンビルダーズ」
ゲームマーケット2017秋の新作!
ゲムマ新作アンケート6位!
新天地に自分たちの町を作ろう!

ワーカープレイスメント+タイル配置のゲームです。

当日分 限定約30部のみの販売です!(3900円)

→詳細はこちら

koukoku

「開拓王」
Studio GGのデビュー作!
タイルを配置して自分だけの国を創ろう!
全員同時プレイで濃密かつスピーディーな箱庭ゲームです!(2800円)

→詳細はこちら

開拓王拡張箱

「開拓王拡張 もっと建物を!」

「開拓王」の拡張セット!
建物タイルが15枚追加されます!
多分もうゲムマでしか手に入りません。(800円)
※当日分のみ販売


banner

「きょうあくなまもの」
一部で今も根強い人気のある超シンプル二人用TCG風カードゲーム!
たった16枚なのに結構はまれる!
ゲームマーケットでは1000円で買えます!

→詳細はこちら



以上です。

「開拓王」と「きょうあくなまもの」は以下のフォームから予約が可能ですので、
欲しい方は是非ご予約ください!



この記事はBoard Game Design Advent Calendar 2017の23日目の記事として書かれました。

 

こんにちは、Studio GGのShun(@nannann2002)と申します。

これまでに「開拓王」や「きょうあくなまもの」、そして「リトルタウンビルダーズ」といったゲームをデザインしました。


また、ボドゲデザインアドベントカレンダーに一筆書かせていただくことになりました。しばしの間、お付き合いいただけると幸いです。

 

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「とても面白いゲームができた!」

 

ボードゲームをデザインしていてそう感じる瞬間があると思います。

 

それはアイデアを思いついたときであったり、仲間内でテストプレイした時の感触だったりするかと思います。

 

とても嬉しい、気分が高揚する瞬間です。

 

「ゲームは完成! さぁ、沢山作ってゲームマーケットで売るぞ!」

 

……ちょっと待って下さい!

 

ホントにそれでいいのでしょうか?

 

忘れていないでしょうか?

「ディベロップ」を。

 

●ディベロップって何?

 

develop :

直訳すると「開発」でしょうか?

 

同人のボードゲームはディベロップが出来ていない……などいう人もおり、何かと話題に上る言葉です。しかし、具体的などういう作業の事を指しているのか、よく分かっている人は少ないのではないでしょうか。

私は発言している人によって、思い描いているものが少し違うのではないかと思います。

 

今回は、Studio GGがディベロップだと考えている工程について少し紹介していきたいと思います。

 

●ゲームデザインとディベロップ

 

ディベロップの対になる工程がゲームデザインだと思います。

私はゲームデザインを「ゲームの面白さのコアになるシステム(+テーマ)の決定」だと考えています。

そしてディベロップは「ゲーム内容を決定するゲームデザイン以外の作業全て」を指します。

 

●ディベロップは「バランス調整」ではない

 

ツイッターなどでディベロップという言葉の使われ方を見ると、ゲームのバランス調整をディベロップと考えている方が多く居られるような気がします。

 

しかし、私は、ディベロップにおいてバランス調整が占める割合は非常に少ないのではないかと思います。

 

選択肢に強弱があったとしても、ゲームが楽しく成り立っていればいいのです。最終的な得点差が付きすぎないだとか、戦略ごとの勝率が等しくなることを目的として調整するのは、違うのではないかと思うのです。

 

●じゃあ、ディベロップってなんなの?

 

ゲームデザインが「面白い」を作る作業だとすると、

ディベロップはずばり、「つまらない」を無くす作業です!

 

「つまらない」とは、バランス調整がされていない、ではありません。

「つまらない」とは例えば、以下のような要素のことです。

 

・プレイアビリティが悪い

・ゲームが間延びする

・プレイ人数によってはゲームが成り立たない

・序盤で大きな差が付き、逆転できそうにない

・インストに時間がかかる

・セットアップが大変

・ゲームプレイに時間がかかる

・長考しがち

・ラウンド間の補充等、めんどくさい手順がある

・カードテキストが多く、読むのが大変

・よく忘れるルールや処理がある

・ルールが曖昧で解釈が分かれる

 

バランス調整がされていないと感じるときには、何か他に「つまらない」と感じる要素があるはずで、それをつぶすことが必要なのです。

 

この「つまらない」は人によっては致命的であり、場合によってはその1か所の「つまらない」があるだけでどんな面白いゲームもつまらなく感じてしまうのです。

 

『樽いっぱいのワインにスプーン一杯の汚水を入れると何が出来ると思う? 樽いっぱいの汚水さ!』

 

●「つまらない」を見つける

 

自分で作ったゲームはどうしても、自分基準で作っているため、自分が気にならない「つまらない」要素が入っていることに対して甘くなってしまいがちです。

 

よって、極めて批判的な目で自分のゲームを見直す必要があります。

上記のような「つまらない」項目の例をチェックリスト化するのもいいかもしれません。

 

また、いろんなタイプのひとにテストプレイしてもらい、不満点を聞くのも良いでしょう。

1人ではなく、2人以上でゲームを見つめることで見えてくるものも多いと思います。

 

Studio GGでは、AYAがこのディベロップにおける「つまらない」要素の発見およびその対策の提案を行っており、Shunが全体をまとめていることが多いです。

それにより、Studio GGのゲームの完成度が上がっていると思います。

 

●ターゲットを想定しよう!

 

ただし、全ての人に対する全ての「つまらない」を無くすのは無理です。

例えば、「考えないといけないのが嫌」というタイプの人は思考系のゲームのターゲットからは外れるでしょう。

今作っているゲームを楽しく遊んでくれると想定されるプレイヤーが、不満に思いそうな点、そしてその不満の度合いを見積もることが重要です。

 

例えば、パーティーゲームにおいて長考しがちなのは問題ですが、

戦略ゲームの場合はある程度許容されます。

逆に、運要素が高いなどの問題は、パーティーゲームではあまり問題になりません。

 

ゲームのターゲットを想定し、それに対して致命的な「つまらない」要素を中心に対処するようにしましょう。

 

●まとめ

 

今回の話をまとめます。

・「面白い」ゲームが出来ても、そこで終わらずディベロップをしよう!

・ディベロップは「バランス調整」ではない!

・デザインは「面白い」を作る、ディベロップは「つまらない」をなくす作業!

・1か所の「つまらない」のせいでゲーム全体がつまらないと感じる人も!

・いろんな観点から「つまらない」を見つけよう!

・ゲームのターゲットを想定して、そのターゲットにとっての「つまらない」を中心に対処しよう!

 

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以上、Studio GGで行っているディベロップに関する考え方を紹介しました。

ディベロップについてはいろんな人がいろんなことを考えていると思うので、

一意見として聞いていただければと思います。

 

ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。

 

少しでもゲームデザインの参考になれば幸いです。

また、意見・感想などありましたら、是非Twitter(@nannann2002)にいただければ幸いです。

 


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